日常の生活からは縁遠い裁判手続ですが、いろいろと小さな問題や身近な問題も裁判所で扱っています。裁判ばかりでなく話し合いの場でもあります。例えば、ギクシャクした夫婦が家庭裁判所へ行って円満になることもあります（夫婦関係円満調整という名前の手続です）。気軽に弁護士や裁判所に相談してみてください。

最高裁判所のホームページの裁判手続の案内には、民事事件・刑事事件・家事事件・少年事件の各分野別に裁判手続の解説が掲載されています。手続をする際の費用や必要な書類などについても解説されています。

なお、事件の当事者本人であれば、自分ひとりで手続をとることができます。しかし、正しいアドバイスを受けるためにも、言うべきことや言うことのできることをきちんと言うためにも、法律のプロである弁護士にいちどは相談されるようお勧めします。