叔母(63歳)が、中学3年生の男の子が乗った自転車と衝突し、腰の骨を折る怪我をしてしまいました。腰椎圧迫骨折、ということです。
相手は子供で自転車なので、治療費や慰謝料なども支払いがどうなるのか心配しています。親の責任はないのでしょうか。また、どう対応していけばいいですか?
原則として、責任は加害者本人が負いますので、親の責任はありません。
監督義務違反があれば親が責任を負うこともあります。
たとえば、加害者が日常的に自転車で時速20~30㎞で走行し、危険な運転を繰り返していたのであれば、親の監督義務違反として親に責任が生じ得ます。
どちらにせよ、法定代理人である親を通じて交渉をすることになります。
その際、火災保険に付された賠償保険等、使える保険が相手方にないか、また、ご相談様側にも使える保険がないか確認することになります。